【カニ・ピンノ】アサリの中からカニが出てきた!!正体は?食べられる?飼えるの?
こんにちは~Taku(@takumuda_1093)です。
今回はアサリの中に入っているカニの正体を紹介します。
1.アサリの中にカニがいた!?
冒頭でも話しましたが、「アサリの貝汁」を食べていました。
一通り食べ終わって、アサリの中身だけが汁の底に沈んでいないか探っていたら、一つだけ個体を発見しました。
「アサリの中身発見!ラッキー!」と思い箸でつまんでみたら、何かが違う?
よく見ると背中のあたりが赤くて、白いハサミがあるカニだったんです!
(生きているときは、全体的に黒っぽいです。)
このカニのことが気になって調べてみたので、是非最後までお付き合い下さい。
このカニの正体は?
このカニの正体は「ピンノテレス」という寄生蟹です。
通称「ピンノ」で、「カクレガニ」とも呼ばれています。
アサリをはじめとする「二枚貝」の中で一生を共にするようです。
なので、アサリがカニを食べているわけではありません。
小さな見た目ですが、子ガニではなく立派な成体です。大きさは約1.5㎝ほどしかありません。
イヤフォンと比べてもこの通り、とても小さいです。
2.このカニは食べられるの?
結論から言うと、食べることは可能です。
「寄生」という言葉だけで抵抗がある方は多いのではないでしょうか?
しかし、毒なども無く、殻も柔らかいので、そのまま簡単に食べることができます。
味も普段食べるカニと同じなので、小さいですが、美味しいようです。
もし次見かけたら美味しく食べることにするよ。
3.このカニは飼えるの?
質問サイトを見ると、以下のような投稿を沢山見かけました。
「アサリの砂抜きをしていたら小さなカニを発見しました。このカニを育てることはできますか?」
小さくかわいらしいカニを見ると、つい情が湧いてしまうようです。
しかし、結論から言うと、飼うのはとても難しいです。
普段から魚介類を飼っている専門的な知識のある人でないと相当難しいようです。
ピンノは生きたアサリの中でしか生活できません。
さらに自然な海水も必要とするので、海に帰さないとすぐに命を落としてしまいます。
なので、非常に残念ですが、アサリと一緒に調理して、ありがたくいただきましょう。
少なからずダシも出るようなので、料理の味にも変化があるかもしれません。
4.まとめ
いかがだったでしょうか?
ここで今まで書いてきたことをまとめます↓
- ①カニの正体は「ピンノ」
- ②ピンノは食べられる
- ③ピンノを飼うことは非常に難しい
まれにあることみたいなので、見つけたらかなりラッキーなことだと思います!
食べるときに少し気にしてみてみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
5.追記
この記事を投稿後も何度か貝汁を食べましたが、なぜか毎回自分だけがピンノを引き当てています。
割と遭遇する確率は高いのかもしれませんね。
PROFILE
プロフィール
Taku
創作中心のフリーイラストレーター。
専門学校でWebやグラフィックの技術を2年間学び、
印刷会社のグラフィックデザイナーとして就職。
Web技術のスキルアップを目指して
半年で退職し、Web制作会社でデザイナーとして2年間奮闘。
現在はフリーのイラストレーターとして
日々活動している。
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