【SAI・イラスト加工】白背景だけでも逆光効果でカッコ良くごまかす!4ステップでできる加工方法を徹底解説
こんにちは~Taku(@takumuda_1093)です。
早速ですが、イラストを描いている時、以下のように思ったことはありませんか?
「背景までは描く気はないけど、キャラ絵だけでもクオリティを高く魅せたい…!」
結論から書くと、「真っ白な背景だけでもいい感じのイラストに加工すること」が可能です。
今回は、たったの4ステップでクオリティを上げる「逆光効果」のやり方を紹介していきます。
ぜひ最後までお付き合い下さいね。
1.背景なしでもクオリティを高く魅せる方法
以前に「背景と馴染ませてクオリティを上げる加工方法」についての記事を公開しました。
こちらの記事では、背景がある場合の加工方法を紹介していました。
今回の記事では、背景が無く、真っ白な場合での「逆光効果」について紹介していきます。
同じ作業もあるけどね笑
2.使用するイラスト・ソフトについて
使用するソフトは、このブログではお馴染みの「ペイントツールSAI2」になります。
説明は「SAI2」の内容になりますが、他のペイントソフトでも機能に大差はないので安心して読んで下さいね。
今回描いたキャラクターは「タカユキ」くんだよ!!
ネックレスの塗りを頑張った!#イラスト pic.twitter.com/t0YEo9BNjx
— Taku@絵描き兼ブロガー(多分) (@takumuda_1093) February 23, 2021
「NORU」っていう名前で活動してる、ネットではそこそこ人気のボーカル(設定)だよ!!
今後の記事で、「タカユキ」には、このブログでも登場してもらう予定です。乞うご期待!
3.逆光効果を加えるだけで手抜き感がなくせる
ここからは加工前と加工後で見え方がどう変わってくるかを説明していきます。
Aのイラストは、背景が描かれていない、ただの人物絵に見えてしまいます。
Bのように「逆光加工」を取り入れると、白背景も含めて一つのイラストとして魅せることができます。
まぁせっかくキャラ絵を描いたなら、少しでもクオリティが高く見えるようにしたいってことよ笑
4.実際に加工をしてみよう
ここからはイラストに「逆光効果」を付けていく手順を紹介していきます。
背景があるイラストでも、明るい場面であれば同様の効果でクオリティを上げることができるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
①人物全体を暗くする
人物のレイヤー全体をグループ化し、その上に[全体の影レイヤー(乗算)]を作成します。
次に[グラデーションツール(円)]を使用して、顔の中心から外に広がるイメージでグラデーションをかけていきます。
この時[反転]を選択して、中央が透明になる状態にしてください。
グラデーションで使用する色は、青みがかった紫を使用します。
カラーコードを記載しておくので、配色の参考にしてみてください。(#8e69a3)
グラデーションを付けた後[下のレイヤーでクリッピング]を選択し、色が人物からはみ出してしまわないようにします。
グラデーションが濃いと思った場合は、任意の値まで不透明度を下げて調節してください。
②顔全体を明るくする
[全体の影レイヤー(乗算)]の上に[顔の光レイヤー(発光)]を作成します。
次に[グラデーションツール(円)]を使用して、顔の中心にグラデーションをかけていきます。
色はオレンジを使用します。(#e8ba53)
グラデーションをかけたら、任意で不透明度を調整してください。
このイラストでは、不透明度を5%まで下げています。
また[下のレイヤーでクリッピング]も必ず選択して下さい。
③人物の周りに光を入れる
[顔の光レイヤー(発光)]の上に[全体の光レイヤー(発光)]を作成します。
[エアブラシツール]で人物の周りをなぞるように色を塗っていきます。
色は顔の光と同じくオレンジを使用します。(#e8ba53)
色を塗り終えたら、任意の値まで不透明度を下げて調整して下さい。
このイラストでは、不透明度を40%まで下げています。
最後は瞳を加工していくよ!
④瞳を明るくする
最後は瞳に光を入れていきます。
[全体の光レイヤー(発光)]の上に[瞳の光レイヤー(オーバーレイ)]を作成します。
[エアブラシツール]で瞳を塗り潰すように色を塗っていきます。
色は、描いているキャラクターの瞳の色(青の目なら青など)に合わせて塗っていきましょう。
瞳を塗りつぶせたら、任意の値まで不透明度を下げて調整して下さい。
このイラストでは、不透明度を30%まで下げています。
瞳の輝きはマジで大事!!
5.完成したイラストを再確認する
一通りの作業が完了したら、改めてイラストを見直してみましょう。
「逆光効果」を取り入れ白背景にも意味を出せたことにより、全体のクオリティが上がったのではないでしょうか?
色の濃さを変えたり、不透明度を上げて下の画像みたいにもできるよ!
(暗くしすぎた気がするけども…)
6.本格的にイラストの描き方を学びたいって方におすすめなサイト
最後におすすめなイラスト講座サイトを紹介します。
この記事を読んで頂いている人の中には「本格的にイラストの描き方を学んで将来の夢を叶えたい!」と思っている方も多くいらっしゃると思います。
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7.最後に
今回は[グラデーション]や[エアブラシ]を使って簡単に「逆光効果」を取り入れられる加工方法を紹介しました。
背景までは描く気がないイラストでも、少しの工夫で魅せ方に大きな差が生まれます。
是非、今後のイラスト作成の参考にしてみて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
PROFILE
プロフィール
Taku
創作中心のフリーイラストレーター。
専門学校でWebやグラフィックの技術を2年間学び、
印刷会社のグラフィックデザイナーとして就職。
Web技術のスキルアップを目指して
半年で退職し、Web制作会社でデザイナーとして2年間奮闘。
現在はフリーのイラストレーターとして
日々活動している。
現在イラスト・画像作成のご依頼を募集しております。
ご興味がある方はご依頼募集サイトから詳細をご覧下さい。
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