飽き性な男のムダ話

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イラスト講座

【メイキング・SAI】キャラ絵で目は命!綺麗に魅せる自己流塗り方講座

こんにちは~Taku(@takumuda_1093)です。
今回はイラストの描き方講座をしていこうと思います。

1.キャラ絵で目は命

キャラクターの絵を描くにあたって、目はとても重要です。

目の塗り方ひとつで、キャラクターが生きるかどうかが決まります。
どれだけ髪や肌を綺麗に塗っても、目の塗り方が良くないと、キャラクターは魅力的には見えません。
なので、目には一層力を入れて塗りましょう。

リツキ
リツキ
じゃあ私の目も丁寧に塗られてるわけだ〜?
…おいおい、それは言わない約束だぞ…(自分が二次元キャラだと自覚してんのか…)
Taku
Taku
リツキ
リツキ
あ、ごめんなさ〜い!笑

2.実際に塗ってみよう

イラストはいつも「ペイントツールSAI」を使用して描いています。
今回の説明の一部は「SAI」 の内容になりますが、他のペイントソフトと大差はないので、安心して読んでくださいね。

①線画を描く

まず、「線画レイヤー」を作ります。次に自分の絵柄に合わせて目を描きます。
右が女性の目、左が男性の目です。

見本はこの時点で肌の色も塗ってあるよ!
Taku
Taku

②白目を塗る

線画レイヤーの上に「白目レイヤー」を新しく作り、[鉛筆(ペン)ツール]で「白目」を塗りましょう。
色は肌に合わせて、クリーム色を選ぶと良いでしょう。

はじめから明るい色で塗ると見づらく、塗りムラの原因になります。
なので暗い色で塗ってから、色を戻すのがおすすめです。

たまに、白目を塗り忘れて肌が瞳まで到達しているイラストを見かけるから気をつけてね…笑
Taku
Taku
リツキ
リツキ
それはヤバいね笑

③瞳の色を塗る

次は、白目レイヤーの上に「瞳レイヤー」を作り、[鉛筆ツール]で瞳の「ベースカラー」を塗っていきます。

青系統の目は最終的に凄く綺麗になるからおすすめ!
Taku
Taku
リツキ
リツキ
私もだけど、碧眼は凄く綺麗だよ〜!

④ハイライトを入れる

次は線画レイヤーに上に「ハイライトレイヤー」を作り、鉛筆ツールで「ハイライト」を入れていきます。

ハイライトは「目の中で一番明るい光」のことで、キャラクターの命を吹き込ませる重要な要素です。
光が大きく、数が多いほど「可愛らしい瞳」に。小さく、数が少ないほど「クールな目」になります。

自分は男キャラには1つだけ、女キャラには3つハイライトを入れて区別しているよ!
Taku
Taku

⑤影を入れる

ハイライトを入れたら、瞳用のレイヤーの上に「影レイヤー1」を作り、[エアブラシツール]で「影」を入れていきます。
レイヤーをクリッピングして、瞳の色からはみ出ないようにしましょう。

ここでの影は彩度の低い色を選び、上半分と、端の部分を塗ります。
ベースの色と同じ色をそのまま使い、レイヤーの種類は「重算」を選択します。

もしくは、任意で彩度の低い色を選ぶのも良いでしょう。

リツキ
リツキ
まだ目に生気がなくて怖いね〜…。
ここから徐々に目が生きてくるよ!
Taku
Taku

⑥瞳の中心に瞳孔を描く

次は、影レイヤー1の上に「瞳孔レイヤー」を作り、[鉛筆ツール]で「瞳孔」を描きます。
瞳の大きさによってもキャラの雰囲気が変わってくるので、お好みに合わせて調節してください。
色は影レイヤー1の影よりも、少し暗い色を選んでください。

リツキ
リツキ
ある程度目の形が出来てきたね〜!
さらにここからブラッシュアップしていくよ!
Taku
Taku

⑥少し明るい光を入れる

次は、瞳孔レイヤーの上に「光レイヤー1」を作ります。
そして、瞳上部に[鉛筆ツール]で「やや明るい光」を入れます。
光の中では一番暗いものになります。なので、ベース色よりも少し暗めの色を選びましょう。

この細かな要素が、目を魅せる引き立て役になるから、しっかり塗ろう!
Taku
Taku

⑦明るい光を入れる

次は、光レイヤー1の上に「光レイヤー2」を作ります。
そして、エアブラシツールで「明るい光」を入れていきます。

ここの段階が、目に命を吹き込むにあたって一番重要な要素になるよ!
Taku
Taku

まず、レイヤーの設定を「発光」にします。

次に、色を任意で選びます。ベース色に対して「補色」を選ぶと綺麗に見えます。
同系色の方が綺麗な場合もあるので、お好みに合わせて配色してください。

このままだと光が強すぎて、チカチカしてしまうので、レイヤーの不透明度を任意の値まで下げます。
(見本のイラストは不透明度80%)

リツキ
リツキ
おぉ〜!一気に命が宿ったというか、綺麗な目になってきたね〜!

⑧細かな光を入れる

次は、光レイヤー2の上に「光レイヤー3」を作り、鉛筆ツールで「細かな光」を入れていきます。
色は⑦で使用した補色を使用します。
あえて、補色以外の全く違う色を入れると、綺麗に見えることもあります。

瞳の周りに細かく散らしてあげると良いでしょう。不透明度はお好みに合わせて変えてください。
こちらもハイライトと同じで、沢山散らすと「可愛らしい瞳」になります。

細かな光を入れたら、⑤で入れた影の上に「かるく光」を入れていきます。
レイヤーの種類は[オーバーレイ]か[スクリーン]を使用します。

⑨白目の影を入れる

瞳の配色が終わったら、白目レイヤーの上に「白目影レイヤー」を作り、「白目の影」を入れていきます。

直線で塗るよりも、円を描くように塗ると、目玉の立体感が生まれます。
レイヤーを[重算]に変えて、白目で使用した同じ色を使います。
影の境界に添ってグラデーションを少し入れると、さらに綺麗に見えます。

瞳の中だけじゃなくて、白目部分もしっかり塗り込もう!
Taku
Taku

⑩線の色を馴染ませる

最後に[エアブラシツール]で「線の色」を変えていきます。
せっかく瞳を綺麗に塗ったのに、線が黒一色だと見た目が分離して見えます。
なので、瞳の色や肌の色を少しだけ混ぜながら塗り直します。

リツキ
リツキ
真っ黒な線よりも、少し瞳の色を入れるだけでもっと綺麗になるんだね〜!

まぶた・目の周りの影も忘れずに

全体の配色が終わったら、まぶたと目の周りにも「影」を入れていきます。
目の周りを囲うように影を入れることで、より一層目を強調させることができます。
ですが、影の入れ方に関してはお好みで構いません。自身の絵柄に合わせて塗ってあげてください。

これで完成!
Taku
Taku
リツキ
リツキ
おぉ〜本当生きた目になったね〜!透き通ってて魅力的!



3.本格的にイラストの描き方を学びたいって方におすすめなサイト

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「どうやって線を引いているのか」など細かく見ることができるのは凄く参考になるよね!
Taku
Taku

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4.まとめ

いかがだったでしょうか?
目の色を塗っても「イマイチピンとこない」「生気が無いように感じる」方も多いと思います。
今回の塗り方を参考にして、さらに魅力的なキャラ絵にしてもらえると嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

コメント一覧

  1. パンナコッタん より:

    分かりやすくて良い!!

  2. 絵を書く時ちょっとヤバいかも より:

    目を塗るときは、こんなにしっかりと色を入れてなかったので参考になりました!

    • Taku より:

      絵を書く時ちょっとヤバいかもさん
      コメントありがとうございます!
       
      目はキャラクターの命になるので、
      細かく塗ってあげると、それだけでいきいきとしたイラストになりますよ!
       
      是非参考にして見て下さいね!

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PROFILE

プロフィール

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Taku

創作中心のフリーイラストレーター。

専門学校でWebやグラフィックの技術を2年間学び、
印刷会社のグラフィックデザイナーとして就職。

Web技術のスキルアップを目指して
半年で退職し、Web制作会社でデザイナーとして2年間奮闘。

現在はフリーのイラストレーターとして
日々活動している。

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