【桜のヒミツ】桜がすぐに散る理由は?意外と知らない知識を徹底解説
こんにちは~Taku(@takumuda_1093)です!
皆さんは「春」と聞くと何を頭に浮かべるでしょうか?多くの人は「あの花」を想像するのではないでしょうか?
そんな春の代名詞の意外と知られていない知識を紹介していきます。
桜はなぜすぐに散るの?
まず、桜が散る理由とされる説が2つあるので紹介します。
ただし、あくまで説なので「絶対的な根拠」はありません。
なので「そんな説があるんだ〜」くらいに読んでください。
①体力を消耗するから
まず皆さんは、なぜ植物が花を咲かせるのかを知っていますか?
花を咲かせることは「受粉」をするための準備になります。
「受粉」とは、めしべにおしべの花粉が付いて子孫を繁栄させることをいいます。
これは植物にとってとても重要な活動のひとつになります。
しかし、花を咲かすことは、体力を消耗してしまうことになり、植物にとってかなりの負担を負う原因になります。
しかし、桜は日本中に大量分布しており、一斉に沢山の花を咲かせます。
なので、わざわざ長期間花を咲かさなくても、十分子孫繁栄ができるというのが一つ目の説になります。
②虫から注目を集めるため
ご存知の通り、桜は非常に美しくてとても目立つ存在です。
虫も人と同様、目立つ美しい花に魅力を感じて寄り付くそうです。
なので、美しい花を沢山咲かせば、大量の虫たちが集まってきます。
集まった虫たちは、自然と花粉をそこら中に運んでいきます。
そのため、短期間で大量の子孫を残すことができるため、花をすぐに散らしてしまうというのが2つ目の説になります。
実際のところは?
さっき子孫って言ったけど、桜の「苗」とか「若葉」って見たことある?
観賞のため人工的に作られたものだから
私たちが普段呼んでいる桜は、基本的に「ソメイヨシノ」という種類になります。
この「ソメイヨシノ」は、遺伝子研究で人工的に組み替えた品種です。
「エドヒガン」と「オオシマザクラ」という品種を組み合わせて生まれたという背景があります。
こうして生まれたソメイヨシノは「接木」という方法で、生息域を増やしていったのが真実です。
接木(つぎき)について
接木とは「違う品種同士を切断して、接着することによって、一つの個体にすること」です。
ソメイヨシノの場合、人工的に生まれた品種なので、自力で繁殖することはできず、人の手が必要になります。
なので以下の方法で増やしています。
- ①大きく成長した木の幹(接木に適した植物)を一部切開します。
- ②そこにソメイヨシノの枝を差し込み、接着します。
ざっくりと書きましたが、たったこれだけの作業で個体を増やすことができます。
接木の技術も凄いが、桜の生命力にも驚きだな。
こうして人の手を借りながら、長い年月をかけて日本中に広がっていきました。
もちろん花を咲かせても、子孫を残すことはできないのですぐに散ってしまいます。
ちなみに接木をして増やした個体は、全て全く同じ遺伝子をもっています。
まとめ
みなさんも桜を見かけた時に、一緒にいる人に「ムダ知識」として教えてあげてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
PROFILE
プロフィール
Taku
創作中心のフリーイラストレーター。
専門学校でWebやグラフィックの技術を2年間学び、
印刷会社のグラフィックデザイナーとして就職。
Web技術のスキルアップを目指して
半年で退職し、Web制作会社でデザイナーとして2年間奮闘。
現在はフリーのイラストレーターとして
日々活動している。
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